目次
はじめに
今年もやるぜジョンベベべヤイヤイ!!!
この記事は、アイマストドンのユーザが投稿するブログリレー、ジョンベベベント・カレンダー20181日目の記事です。
予約投稿忘れて日付すっぽかした点ご容赦>< by やきゅ
ご挨拶
imastodonのおはなし
私はアイマストドン.netというSNSサーバの1ユーザです。今回のブログリレー・アドベントカレンダーもこのサーバより誕生しました。
普段はアイマストドンで遊んでくれる方、そうではないつながりのかた、皆さんにお礼とご挨拶をさせていただきます。
日頃はやきゅに付き合っていただいて、ありがとうございます。これからも宜しくお願いします。
さて、8月より私はアイマストドン.blueというアイマストドン.netのフォークサーバを立ち上げたことを公にご報告していなかったので、説明とかなんやらをしたく筆を執らせていただきます。
いきさつ
思想の違い
「.net」は、管理人のフサギコさんが「アイマスPの公園」という思想のもとに、17年4月から「プロデューサー同士の交流」が活発に行われるマストドンサーバとして成長し、現在ではマストドンの中でも有数のサーバとなっています。
私としても、「.net」が設立された17年4月より、一般ユーザとして活動、たくさんの交友関係を作らせていただきました。
そのなかで、私はさまざまな「理想との剥離」を感じるようになりました。
ローカルタイムラインの限界
ローカルタイムライン(LTL)とは、そのサーバでつぶやきの公開範囲に「公開」を設定した投稿が、すべて表示されるタイムラインのことです。
「.net」の特徴として、LTLで完結したお話をする人が多数派を占めている印象です。
この方式のサーバには、利点と欠点があるので、整理してみます。
利点
- 楽しさをその場でみんなと共有できる「生放送感」
- 知らない人、入りたての人とも同じ話で盛り上がれやすい「近距離感」
- 一つの話について、その場にいるユーザのほぼ全員にレスポンスを貰える「意見の多様性」
- 全員でサーバや話題を作り上げていく「連帯感」
欠点
- 一人が負の感情を吐き出すと伝染してしまう「負の連鎖反応」
- 適切な距離で話すことの出来ないユーザによる「初見バイバイ」
- ひとつのある話題に盛り上がれない人が感じてしまう「疎外感」
- LTLでブロック・被ブロックにより話題が虫食いのように一部のみ見えなくなる「村社会」
ついで、の話ではありますが、.netの管理人、フサギコさん(普段から仲良くさせていただいておりありがたい限りです)の公開していた範囲での見解を少し書いておきます。
- 「.net」は公園であり、はじめての人も出入りしやすい、自由な場所。
- 公園で作った交友関係をもとに、アイマスをユーザ側から盛り上げていくために非公式で建てた1サーバ。
- 「.net」は1組織ではなく、場所として存在するだけ。組織としてまとめ上げるのは控えてほしいし、ここで作った交友関係をもとに別の場所(Twitterなどか?)に移るのもまた「.net」の存在意義として正しい。
- ブロック・ミュートは自衛として存在するため、自分の都合に合わせてやっていきましょう。
特に自分が注目したのが、フサギコさんの「公園思想」とローカルタイムライン主義のメリット・デメリットとの剥離です。
連帯感が作られやすい環境は、組織だった行動を育みやすいのですが、公園においてそれは特に致命的な状態になりがちです。
例えば、アイマストドンの名を冠した1組織が問題を起こしたとき、対処や責任、被害は誰が受けるかと言うと管理人のフサギコさんなんですよね。
また、欠点について書いたものには様々な改善の余地が生まれていると感じます。
この改善のアプローチのひとつとして、またこれからのマストドンSNSのあり方の実験場として、フサギコさんと相談して建てたサーバがアイマストドン「.blue」になります。
「.blue」の改善点と意義
長くはなりますがお付き合いください。
「ハッシュタグタイムライン」
WEB版はじめ、マストドンクライアントのタイムラインには種類があります。
- フォローしたユーザの投稿閲覧ができるホームタイムライン(HTL)
- 公開設定にした投稿のうち、そのサーバから投稿された投稿が閲覧できるローカルタイムライン(LTL、前述)
- 公開設定にした投稿のうち、そのサーバに登録したユーザと「フォロー関係」がある他サーバユーザの投稿も閲覧できる連合タイムライン(FTL)
- ハッシュタグのついた公開設定・(アイマストドン系列のみ未収載設定も含む)投稿が閲覧できるハッシュタグタイムライン(略称不明)
今回アイマストドン「.blue」でメインとして推奨したものが、最後に記載した「ハッシュタグタイムライン」です。
この方式にはどんなメリットが有るのでしょうか。ひとつずつ説明させていただきます。
① 一つの話題に縛られない
例えばローカルタイムラインでは(人によっては)こんなことがあります。
- 「この子への解釈がききたいけど、長文に反応してくれないなあ」
- 「たまにはSIDEMの話をしたいのに、ミリオンやシンデレラの話ばっかりだなあ」
- 「もっと深い話がしたいなあ」
- 「LTL全体で嫌な気持ちになる投稿しだしたなあ」
ひとつの話で話題がもちきりになってしまうと、多かれ少なかれ「自分のしたい話ができない」状況が起こりがちです。
「.blue」では、これをハッシュタグタイムラインにレスポンスをもらう形にし、ローカルタイムラインは「タグでの話題が交差するごった煮」とさせるアプローチをとっています。
これにより、話題の棲み分けを図りたいのです。
② 落ち着いた対話ができる
この方式を取ると、ハッシュタグは掲示板における「スレッド」、投稿は「レス」となり、見返すときの可読性が上がります。
その結果、少し前の長文投稿や重要投稿に反応できたり、一呼吸おいたレスポンスが可能となります。
③ 連帯感の希薄化
ハッシュタグは、そのハッシュタグのリンクへジャンプしなければすべての投稿を見ることができません。
そのため、「ここに登録して呟いているひと=1組織」の構図になりにくいと考えています。
(BLUEの人への私信:BLUEもあくまで場所なので、BLUEのみんなで~みたいなのは控えてね)
ここまではハッシュタグのルール化に伴うメリットになります。
ここから、その他変更点について少し。
ルール面
・R-18は「他サーバの迷惑」だから「公開にしない」と明記しました。(逆に言えば未収載以下なら日本国のルールに則ってフリーな状態です)
・BOTとなりきりにはちょっとだけ厳しくしてます。
・タグは積極的に使って、アイマス外でもどんどんつぶやいてほしい旨。
仕様面
現在は不調ですが、タグトレンドの集計を変えました。
公開範囲を公開にしたとき、ハッシュタグつけたか聞いてくれるようにしました。
.net、.blueのみなさんへ
私は「争いたいから作った」わけではない
まず、ここまで積極的な説明と宣伝をしなかった理由が存在しまして。
その大きなものが、「.netのみなさんと仲良くしたい」というものなんですね。
.netで宣伝したら、「喧嘩別れ」みたいに思われそうで……。
なぜなら、フサギコさんにはとーーーーーーーーってもお世話になってますし、フサギコさんふくめ、皆さんのことがだーーーーーーーーーーーーいすきだから。
「じゃあなぜ作ったの?」と言われそうですが、私の考えとしては、
「こういう運営方針があったら面白そう」ていって作って、
「.netが合わない人がゆっくりできる場所」として期待してて、
「.netと相互に人が行き来したり、会話のやりとりをしたり、ルールを守って避難所にしたり」してもらえるのが理想で。
その上で自分としては、.netでは忌避される、愚痴や議論や「ぼくの考えた最強の事務所」論を、それぞれのハッシュタグで忌憚なく発言できる、自由さが欲しかったんです。
だから、「こういう人・こういう時は.net」「こんな人・こんなときは.blue」として、お互いにいいとこを出せる、Win-Winとして存在していきたいです。
対立軸としての.blueではなく、.netのIFとしての.blue
だから、.blue(あるいは.net)の奴らは~とか言う人や、攻撃されてて~って被害みたいなことを言ってる人をみると悲しい気持ちです。
私としては、わかりあいたいし、「わかりあえない」と理解出来るまでの努力は惜しみたくないです。
ここまで長くなりましたが、私は.netを尊重しつつ、.blueを大きくしたいです。はい。
興味を持っていただいた方、もしいらっしゃるならblueローカルルール一読の上ハッシュタグをつけて話題を発信していってくださいね。
終わりに
12月2日分の記事は「大物貴族0世(きぞく0世)」さんのこちらの記事になります!
遅れてごめん!