今日、こんなページを見つけたんです。
①「さよならChrome。私、Firefoxに戻ります。」を読んだ感想 – 文系プログラマによるTIPSブログ
②「さよならChrome。私、Firefoxに戻ります」を読んだ感想その2 – 文系プログラマによるTIPSブログ
……
ん、まぁブラウザについていろいろ書いてありますね。
今回の記事は、
③GoogleのChromeブラウザは「肥大化」 Firefoxへの切り替えのすすめ – ライブドアニュース
この記事への感想である①、②への感想や意見を書いて、そのうえでこの記事を見ていただいた方になにかしら自分の使うべきブラウザを選ぶきっかけになればなぁ、そんなところです。
目次
③の要約
- chromeといえば昔は機能が最小限な代わりにめっちょ速かった
- でも今は多機能化でもっさりしている
- 遅い理由はたくさんある(後述(C)もしくは①にて)
- だからchrome以外を使おう
- Firefox(以下Fx)はいろいろいいよ!(後述(D)、と別記事)
(こんなこと書かれたGoogleはたまったもんじゃないなあ…)
①の要約
- chromeは決して速いブラウザではなくなった
- chromeは他のブラウザに比べてメモリを消費しまくる、そのうえでメモリに余裕があっても速いわけではない
- いろいろ比較してみたけど(詳しくは当該記事で)優れている点が少ない
- macならsafari、windowsならFxを使うのが吉と結論
- Internet Explorer(以下IE)はクソである。
(こんなこと書かれたGoogleとMSはたまったもんじゃないなあ…)
②の要約
- コメント欄やtwitterではいろんな意見が(詳しくは当該記事にて)
- IEクソって言ったけどそうでもなくなったのかと筆者。しかし開発面やらなんやらでやっぱりクソ(後述(A,B))
- 各陣営のこれからの展望について語る(私も少しやろうと思う)
- 色んなブラウザを試してみてほしいが、ユーザーによる機能拡張(以下アドオン)のせいでユーザが簡単に移行できなくなっている
- そんなことにならないためにもアドオンを入れずにブラウザを使う癖があれば比較しやすい
要約に対するYaQの意見
- 私も昔winメイン機にchromeを使っていたが、あの頃の他のブラウザと比較すると一番速かったイメージしかない
- 今のもっさり感は私も感じる。アドオンを入れまくったアカウントとそうじゃないアカウントを使い分けているがどっちにしろ起動もブラウジングもFx以下だしメインでは使えない
- いろんな環境(MAC,WIN,Linux)を使うなら断然ChromeかFxで環境を同期させて整えるべきだと思うんで、やっぱりFxを使うべきなんじゃあないでしょうか
- もちろん、①②の記事の方や私のようにweb開発をするなら一つに絞るどころかoperaもIEも使わなきゃなんだけども。開発用にまっさらなブラウザをたくさんと、ひとつこてっこてのブラウジングブラウザがあればいいんじゃないかな。つまりFx使おうぜ
- そうじゃない人もIEって使いどころあるよ(詳しくは後述(A))
はい、こんなもんです。次に後述するといった4つのポイントについて語っていきます。
A) IEの使いどころ
IEは、eマークでおなじみのwindowsデフォルトインターネットブラウザです。ブラウザに興味ない人ならまずこれかChromeを使っているのでは?
windows xpやvistaの時代、IEはとてもじゃないがまともに使えないブラウザでした。「情報弱者しか使わねえよあんなのw」みたいな時期は確かにあったのです。
でも①のコメントやtwitterであった「IE11はクソじゃない。クソという奴は素人」という声が示す通り、その評価は完全に変わろうとしています。
まず起動が速いですね(①②の筆者様はやんわり否定していましたが私はかなり感じています)。ブラウザをまだ何も開いてない状態で、1ページだけみてはウィンドウを閉じるタイプの人にはとても相性のいいブラウザです。
次に①②の筆者様の指摘通り、ブラウザ業界のスタンダードである点です。これはつまりどういうことかというと、Fxやchromeで動かないサイトがあったりしてもIEなら動くかもしれないということであり、また作る側も「IEでは動いたしダイジョブダイジョブw一応IEでみてねっていっとけばいいでしょw」ということになったりもします。
そして一時のchromeよりも無駄な機能がなく、見た目もイカしてるのも魅力ではないでしょうか。Flashも普通に使えて、本当にデフォルトとして優秀だと思います。
B) じゃあIEのダメなところは
この見出し、叩かれそうでこわいところしかないですが… とにかく最初に言っておきたいのはIEは悪くないよ。他もいいだけで決して悪くないよってことです。機能を削って軽いのならそれも魅力に変わりますしね。
その上であえて言うなら、拡張性がないことと特徴がなさすぎることにあります。
拡張性がないこともセキュリティ面や統一環境の面では魅力なので割愛しますが、特徴がないこと、「IEを積極的に使う理由」というのが見えないことにはどうも、という感じがします。どうしても速さでFx、便利さでchromeに負けていることからもそれがわかります。私が誉めた点も「サブブラウザ・ちょっと使うブラウザ」としてのところが大きく、一度他を知ってしまうとなかなかメインに据えるのは難しいのではないでしょうか。
C) Chromeってなんだ、なんでこんななんだ
さあ、ようやく主題であるGoogle Chromeの話題に入ります。Chromeは歴史の浅いブラウザですが、今や天下を握るGoogleが配布するブラウザなだけあって日本だけではなく世界的に見てもシェアが高いです。「インターネットこれのほうが早いぜ」なんて聞いてインストールした人も多いでしょう。
そんなchromeの売りは「シンプル」で「速く」「アドオンが作りやすいし入れやすい」点にあります。対抗馬であるFxは当時の比較として「ごちゃついて」「すぐクラッシュして」「アドオン作る側が少し面倒くさい」ブラウザというイメージがありましたしね。積極的に速さを広告で売り出してシェアを伸ばしていったのは懐かしいです。
そんなchromeですが、最近は見た目はシンプルであるものの「速さ」を感じなくなったのではないでしょうか。そのことは①の記事にありましたね。メモリを馬鹿食いして、起動が遅くて、特段速くなくて、なんでこんななんでしょうね。
それでも、chromeから乗り換えるのがめんどくさいなー、みたいな人はいるし、アドオンの便利さに負けて抜け出せない人もいるでしょうね。私はFx派と言いつつ何度も色んなブラウザを渡り歩いているので想像にすぎませんが。
D) Firefoxについて語りたい!
Mozilla Firefoxはブラウザの元祖、ネットスケープの流れをくむ老舗ブラウザです。世界的なシェアはChromeに追い抜かれて久しいですが、熱心なファンと開発者がいる私の一押しブラウザです。
いやほんと、いいところいっぱいありますよ。書くだけでめちゃんこやばいっすよ。別記事もんですよ。まあその中で言うならば、「いまんとこめっちゃはやい」「いまんとこめっちゃ融通が利く」「いまんとこめっちゃ拡張できる」あたりがいいところですかね。
なぜにこんないまんとこを連呼するかというと、ブラウザはいつも抜きつ抜かれつなものであり、それでいてこんな悲しいニュースがあったからなんですよね。
④Mozilla、Firefoxのアドオンの仕組みを変更へ、開発者とユーザーには悲報か – Computerworldニュース:Computerworld
これで従来の拡張性や自由、融通、そして軽さが失われると思うとやはり悲しいですが…それでもFirefoxはほんとにいいものであることに疑いはないです。少なくとも今はすごいいいです。ほんとめっちゃながくなりそうなんでその②に続きます。