アイドルマスターシンデレラガールズU149の結城晴さんについて②

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前回の続き

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みなさん、アイドルマスターシンデレラガールズ U149の結城晴さん回が更新されましたよ!

ワタクシ結城晴さんの半ズボンはリストラされてしまいますが、ぜひご覧いただき、結城晴さん成分を摂取してくださいな!

目次

ポイント

  1. 結城晴の露出に対する拒否反応
  2. 結城晴の精神的な強さと脆さ
  3. 結城晴のアイドル観と姿勢
  4. アイドルの面白さとは

感想

結城晴の露出に対する拒否反応

まず、結城晴さんは露出が多い服が苦手なことが本家でも示唆されています(劇場886話)。
また、スカートも苦手です(初期R・ぷちデレラより)。
カワイイものも自分の柄ではなく、カッコイイアイドルというものに自分の目標を定めています。

それを踏まえたU149ですが、予想通りカワイイ衣装を用意されて拒否反応を起こしています。
かっこいい感じで想定していた結城晴さんとしてはまさに想定外。露出が多く、スカートの、カワイイ衣装です。
この反応は結城晴さんの一番最初に見かけるキャラクター性そのものといえるのではないでしょうか。

結城晴の精神的な強さと脆さ

結城晴さんを深く知る上で欠かせない要素が、「精神的な強さ」です。良くも悪くも男前なのです。
精神的な成熟度は他のU-149のアイドルはもちろん、全アイドルのなかでも上位に入るのでは?と思わせるものがあります。
趣味嗜好の少年らしさと、思いやりや他人への何気ない配慮、考え方には大人顔負けのものがあります。

そんな結城晴さんですが、弱点、脆さというものはあります。それが先述した「露出、スカート、カワイイ自分」です。
スカートだと調子が出ない、というのは初期Rの愛媛ボスでも出てきた言葉です。

U149では、「自分で決めた以上 ちゃんとやらねーと!」の言葉とともにダンスの練習にスカートで挑みますが、
梨沙とプロデューサーにダメ出しをされてしまいます。これはスカートで精神的に揺れてしまった結城晴さんの「脆さ」の部分と言えるでしょう。

逆に結城晴さんの考え方の大人さを感じられるシーンもありました。
それが
「梨沙は言葉はキツいけど アイツは最初っからアイドルにすげー真剣だし 言ってることは正しいんだ」
という一文です。
すぐに相手の主張に理解が及ぶ点は流石だなあ、と思いました。

結城晴のアイドル観と姿勢

結城晴さんは「父親に応募させられて、自発的にアイドルを始めていない」という経歴のアイドルです。
ましてやU149ではアイドルらしい活動は着ぐるみでの活動のみという実績も経験もない駆け出しアイドルです。
そんな結城晴さんは楽しさからアイドルを投げ出すことこそしていませんが、自発的か、と言われるとそうではないのが実情で、
まだアイドルとは何ぞや、ということも理解できていません。

そんな結城晴さんは「努力する」ことはできても、こと「意識」はこの時点でどうしても低い。仕方ないことです。
晴さん本人としては全力でやってるのに、そこを指摘されてしまい、「梨沙とは違うんだ」と主張するのは至極その通りだと思います。

アイドルの面白さとは

そんな結城晴さんのアイドルへの意識はどんなものかがわからない、面白いところがわからない、
というところでモヤがかかっていた状態で、それを解決するのが今回の話の主軸です。

一ノ瀬志希さんと宮本フレデリカさんのライブを見て、ようやく自分の「アイドルとは」がつかめて、
面白さを自分の「サッカーではこんな感じ」という知識とマージさせて、自分用にローカライズされた「アイドルの面白さ」に気づく、そんな回でした。

これで結城晴さんの意識のモヤが晴れることとなるでしょう。次回の大暴れに期待ですね!

つづく

次回で結城晴さん回は最終回となります。どんな事が起きるかわくわくしますね!
皆さんも結城晴さんの魅力に触れて、プロデュースをしてみませんか?同僚大募集中です!