出会いってあるよねって話@エクマス2019_1日目

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目次

動き出した私とアイドルマスター

浸かり始める私のアイマス沼。

とはいえ、シンデレラガールズのプレイヤー「シスコンマゾP」として一歩を踏み出した私は、2015年のシンデレラガールズのアニメ化を経て、デレマスに少しずつ、かつ確実に沈み込んでいきました。始まったばかりのデレステのプロフに「KBYDはユッキ不遇なのでは」と書いていたあの頃も含めて、フュージョンPとMくんのおかげだと思います。

寝込んでいても、イラストや動画は思い付きで作ったり。そのうちなぜか後の担当アイドルである結城晴さんのことばかり呟くようになるのですが、兎にも角にもやきゅはデレマスの世界へ入り込んでいきました。

病状にめげない、トライ・アンド・エラー。

病気は一向に良くはなりませんでした。

気合いで高卒になった私は教職という枠組みを見直し、WEBにつよい(教えられる)人になろうと決心し、専門学校に入学するも、座って集中が全くできず、最終的には閉鎖病棟へ入院、退学。

それでも、毎日が楽しくなってきました。だって、好きなことに挑戦して、夢破れてもなお居場所があるのですから。だめになりそうなら戦略的に撤退してみたり、ツイッターはもちろんオフ会にも挑戦してみたりして、いろんな人と仲良くなって。気づけばリアルのつながりよりも深いつながりができたりしました。

鬱の時にできなかった、「自発的な行動」や「自発的なつながり」、「自分のたいせつなひとにこそ助けを求める」こともできるようになってきたのと同時に、「駄目なら駄目なりに収穫を得る」道も覚えました。

簡潔に言うと、くっそポジティブの塊になりました。

「いつまでこんなことをしているんだろう」の気持ちも少々ありましたが、それでも明日が楽しみな気持ちで毎日を送ることができるようになっていたのです。

運命という言葉は嫌いだけど

「起きないから、奇跡って言うんですよ」

アダルトゲーム「Kanon」より

私は「そういう星の下に生まれてきた」と冗談でも口にされることが、とてつもなく苦しいです。その生まれを(あるいは生まれたことそのものを)後悔させるような、その発言が非常に嫌です。

たとえそれが、起きないから奇跡だとしても。積み重ねで変えることができる事象はあまりに多いと感じます。変えられないものごとに苦しみながら、九死のなかに一生を見いだすことが必要なんです。苦しいとしても、諦めているのは「しょうもない」し「らしくない」。

スーパー話がそれました。(ちがうんだ!この見出しを書き始めたときはこんなつもりでは……

そんなわたしが唯一運命を信じるとしたら、マストドンとの出逢いです。

「アイマスがすき」だった私は「アイマスに救われた」私になりました。

アイマストドンと私

アイマスの話をしたりしなかったりする専用SNS――アイマストドンとは、そんな場所です。

何の気なしにサービス開始(2017年4月)当初に入った私は、古くから始めたばかりまで、さまざまなプロデューサー(プレイヤー。以下P)ときっかけを持つことができました。

その中で、ミリオンライブ!が躍進したり、結城晴さんのボイスが決定したりを経験しました。ライブにも行って、オフ会も重ねました。正直、今までの何倍も早く、深くつながりが増えました。

仕事との出逢い

プロデューサーは「Pが本業」という認識から、自分の生計を立てている仕事を「副業」というため、以下その表記に習います。

私の副業には、いろいろな制限がありました。

  1. 病気を理解してくれること。
  2. 眠らないような仕事にすること。もっといえば、
    • 立っていてもいい仕事
    • 単調ではない仕事
    • 知恵仕事
    • 静かに黙ってしなくていい仕事
  3. 最低限の給与がある仕事にすること。

そんななか、深いつながりになったPから、「このままじゃいけないと思うなら」と提案された副業、それこそが販売営業職でした。

条件をみていただければ、この職業がいかに私が心地いいか、わかると思います。

立ち接客の、 常に変わる、獲得のための知恵を絞る、トークのお仕事。

おそらく彼がいなければ一生することなく、ただただ病に臥していたことでしょう。ありがとうございます。